検定教科書

教科書が学校に届くまで

教科書が学校に届くまで

教科書は、国が内容を調べて、合格したものだけが使用されます。
教科書をつくる会社は、国から許可された会社がつくっています。
そしてできたいろいろな種類の教科書からどれを使うかは、公立の学校の場合は、その学校のある市町村の教育委員会が、国立、私立の場合は、校長先生がそれぞれの教科ごとに決めます。
決めるにあたっては、いろいろな先生たちがどの教科書がよいかを検討して決められます。
教科書がみなさんの手元に届くまでには、教科書供給会社や教科書を取りあつかう書店を通じて学校に届けられます。
教科書供給会社は全国に53あり、教科書を取りあつかう書店は、約3,100店あります。

小中学校で使われる教科書を学校から受け取った時にみなさんは代金を支払っていますか?
新学期のはじまる4月あるいは2学期のはじまる9月、転校していったときなどの教科書は国が代金を支払います。なくした場合を除き みなさんは代金をしはらう必要はありません。これを、無償制度(むしょうせいど)とよびます。 無償制度がおこなわれるようになったのは、昭和38年(1963年)から始まっています。

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